上下の歯をかみしめていませんか?
こんにちは、歯科衛生士のKです。
11月に入り、気温の差が大きくなって一段と寒くなりましたね。
体調にはみなさん気をつけて冬本番に備えましょう!
さて、今回のブログのテーマはTCH【歯列接触癖】についてです。
みなさん、日常生活の中で歯をかみしめていたりしませんか?
TCHがあると、歯と顎の関節や筋肉に大きな負担をかけます。
【TCHとは?】
通常、平常の安静時には上下の歯列の間は1〜3ミリの隙間があり、上下の歯が接触するのは物を噛むときと飲むときだけですが、そのとき以外に上下の歯を接触させることをいいます。
【主な症状】
・顎関節症、歯や歯周組織の病気(知覚過敏、歯の破折、歯周病など)
・肩こりや首の痛み、頭痛など。
上記の他にも様々な症状につながる可能性があるかもしれません。
仕事や勉強、パソコンやスマホ、テレビなどを観ているときなど
何かに集中しているときに起こりやすく、ストレスや緊張なども原因であると考えられています。
無意識にやってしまうことなので、自覚するのは難しいですね・・・。
TCHをやめる最も効果的な方法は
①唇を閉じる
②上下の歯は当てない
③舌は上顎の粘膜に触れている
④鼻呼吸
この4つを意識することによって、症状を予防することができます。
付箋に「上下の歯をかみあわせない」と書いて、いつも目にする場所に貼っておくのも、とても効果的です♪
虫歯ではないけれど歯が痛かったり、仕事終わりに顎が疲れていたら
一度意識してみて、自分が当てはまるかチェックしてみましょう。
TCHでないこともあるので、心配な方はぜひ当院にいらしてくださいね。
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0566-77-6256